
こういった疑問にお答えしていきます。
結論:
Etsyで日本から出品するにあたっては、しっかりとローカライズ(現地対応)を行うことが非常に重要です。
海外のユーザーにとってわかりやすく、魅力的に伝わるように、商品タイトル・説明文・キーワード・価格設定・サイズ表記などを現地の文化や言語に合わせて調整する必要があります。
「日本製」であることや、「日本らしさ」が表現されている商品は、海外ユーザーから非常に注目されやすく、多く閲覧される傾向にあります。
そのため、商品ページを作成する際は、他の国の人にも伝わるように、丁寧で親切な説明を加えること(ローカライズ)が重要です。
素材や使い方、背景にある文化的な意味なども、海外のユーザーにわかるように補足することで、商品の魅力がより伝わりやすくなります。

この記事を出品前に読んでおくことで、しっかりとローカライズ対策できEtsyでの販売を始めることができるようにしたいと考えています
Contents
そもそもローカライズとは?Etsy出品に必要な理由
ローカライズとは、言語や文化に合わせて「その国の人に伝わるように表現・構成を最適化すること」です。
たとえば、日本語で「つまみ細工の髪飾り」と書いても、海外の人にはそれが何なのか全くわかりません。
「Japanese Kanzashi Hair Clip – Handmade Traditional Flower Ornament」と英語で説明し、写真で見せると、ぐっと購入率が上がります。
そこでEtsyで売れるために絶対必要なローカライズ5つのポイントを説明したいと思います。
タイトル・商品説明は必ず英語で書く(自動翻訳に頼らない)
Etsyでは、英語キーワードで検索されることがほとんどです。
自動翻訳もありますが、ニュアンスが正確に伝わらないことが多いため、自分で英語を書く方が断然有利です。
例文:
×「金魚柄の巾着袋」
→ ◎「Goldfish Pattern Drawstring Pouch – Japanese Summer Festival Accessory」
迷惑メールなどで、不自然な日本語の文章を見かけたことはありませんか?
文章がおかしいと「怪しい」「信用できない」と感じて、内容を読む気にもならない――そんな経験がある方も多いと思います。
それと同じように、自動翻訳された文章は、現地の人にとっては違和感がある表現になっていることが多いそうです。
そのため、Etsyの商品ページでも、単なる機械翻訳に頼らず、自然な言い回しやわかりやすさを意識してローカライズすることが信頼を得るポイントになります。
日本特有の言葉には説明を加える
海外の人には「和紙」「ちりめん」「つまみ細工」などの意味は通じません。
英語の注釈や文化的背景の説明があると、信頼感・魅力がアップします。
例:「Chirimen fabric (traditional Japanese crepe textile used for kimono)」
Google翻訳などの自動翻訳機能は、正確さや自然な表現の面で不安が残るため、あまりおすすめできません。
特に販売ページのように、信頼感や魅力を伝えることが重要な場面では、不自然な表現がマイナスに働く可能性があります。
その点、ココナラには英語翻訳を専門にされている方が多く在籍していますので、プロに依頼するのが最も安心で確実です。
適切な言葉選びや表現で、より伝わる商品ページ作りができるでしょう。
サイズはcmだけでなく「inch表記」も必ず併記
アメリカではインチ・フィート表記が主流。
cmだけの表示だとサイズ感がわかりにくく、購入をためらう原因になります。
推奨表記:
“Size: 20cm x 12cm (7.9" x 4.7")”
参考センチ・インチ変換「オレンジパーム」
写真は“視覚的に伝える”工夫が重要
英語で説明しても、すべてを読んでもらえるとは限りません。
商品の特徴や使い方が伝わる写真を用意することが、海外ではとても重要です。
使用シーン(例:バッグに入れてる)
サイズ比較(手に持った写真など)
日本らしい雰囲気のある背景(畳、着物など)
海外の方は、日本人と比べて文章をあまり読まない傾向があります。
海外のサイトをご覧になったことがある方ならお分かりかと思いますが、海外のサイトは非常にシンプルな構成が多く、テキストよりもビジュアル重視です。
そのため、「写真がとても重要」と言われています。
文章で細かく説明するよりも、商品の魅力が一目で伝わるような高品質な写真を用意することが、海外販売ではとても効果的です。